Professional*eyes

第一線で活躍している方に今感じていること、思考していること
などなどをインタビュー形式でお話いただくコーナーです。

第6回 四半世紀の時に生まれ変わるジィオデシック

濱野麻衣子さん

森下 とうとうジィオデシック社は25周年になり四半世紀イヤーなんです
   うちには会社とおんなじ年に生まれた新人がいて
   その翌年に生まれた子が、デザインチームに参加することになったんです。

濱野 へぇ〜25年。

森下 もともと祐二と付き合い始めた二十歳の頃は
   海のものでも山のものでもないけれども、
   この人いつか大学教授になる!っていう、
   なんかそういう予感みたいなものがあって。
   でも当時勉強していたフランス思想や哲学ではなく
   全くかけ離れている事をやっているのに、
   突如として、大学のお話をいただいて。
   彼にとってもすごく良かったなって思うのは、
   自分の教え子が彼の哲学を吸収してくれて、
   期せずして継いで行ってくれるようになるなんて、、
   そういうことが、ちょっと感動的な感じです。

濱野 一過性のものじゃなくって、意味があって、継承されていくというか、
   進化していくっていうのが、本当にやりがいを感じますよね。
   その時々の事だけを感じてたら、
   そんなやりがいを感じることってないじゃないですか。
   流れとかドラマがあると思うと、なんかね。良いですよね。

森下 ジィオデシックがパリでデビューした96年の時に、祐二が、
   「100年やってブランドになるんだよ。だから100年やらなきゃいけない。
   それには必ず何代かが必要。
   まずビジューのデザインをしつつ、作りながらも、
   人も育てなければいけない」って。
   初めから、人を育てないと100年続かないでしょと言っていて。

濱野 そうだよね、そう3代くらいで・・・百年。
   始めた時からこんなロングなスパンで物事を考えられるってすごいですね。
   全くゼロのところに立っているのに
   百年後のことを語れるっていうのは、やっぱりすごい。
   インテリジェントだし、見据えてらっしゃる。

森下 これからは、彼(石井)が中心になって新しいジィオデシックは回って行くんです。

濱野 あ〜そうなんですか!

森下 だって私たちも段々年取っていくでしょ(笑)

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