Professional*eyes

第一線で活躍している方に今感じていること、思考していること
などなどをインタビュー形式でお話いただくコーナーです。

第2回 魅せられるカタチには理由がある

阿部好世さん —阿部さんの第一印象は?

森下
あのね、まずめちゃくちゃカワイイ。 ケンゾーのすごく凝ったニットを着ていて、あの頃はオカッパだったでしょう。

—すごい!よく覚えてますね。

森下
私は自分の好きなスタイルだと、インプットされちゃう。
(阿部さんが着ていた)ニットがすごく素敵で、欲しくって。
そのニットどこの?って聞いたら、 売ってなくてサンプルだって
流行とは全然関係なく、その人らしく着こなしていて。
( 私好みの)ストレートど真ん中って感じでした。

—それでは阿部さんから見たジォデシックの第一印象は?阿部好世さん

阿部
(アトリエの)門から入るところから、
すごいなあ、すごいなあ、すごいなあって……圧巻でした。
ワンちゃんたち(アトリエ犬のヴィヨン&イプゥ)がいて、まゆりさんとお話させていただいたら、とても気さくな方で そのお話の内容がまたすごくって。
もう“すごいなあ”……がいっぱいでした(笑)。

森下
よく庶民派っていわれるんですよ(照笑い)。
でも初めカワイくってやわらかい人と思っていた阿部さんが、
後日、じつは芯がすっごくぶっとい人だとわかって。
ただカワイイだけじゃないところが、ますます阿部さんってイイなぁと私は思ったの。
ふだんはフワッとしても、言うべきときには言うって大切なことですよね。

阿部
ええっ?(やや動揺した感じで) 私、まゆりさんといる時にそんな風なことになってました?

森下
ほら、 あの某携帯電話会社のお話を聞いたことがあったでしょう。

阿部
あれは、携帯電話会社の人に間違ったことを教えられて。(海外での通話料が)20万円もいっちゃったんです。 私だけでなくスタッフと交互に電話会社に抗議をして すごいバトルをしたんですけれど。

森下
そういうのって、言うべきときに言わないといけないですよね。まして海外で仕事をしていると、そういう場面は多々あるでしょう。ここで引いたら絶対終わっちゃうな、ということありますよね?

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