Professional*eyes

第一線で活躍している方に今感じていること、思考していること
などなどをインタビュー形式でお話いただくコーナーです。

第2回 見せ方の大切さ

鈴木タカアキさん

森下 ビジューってちっちゃいから、そこに近づいてもらうまでのディスプレイは
   とっても大事で、子什器のデザインはものすごく重要だと思っているのと、
   そういうもののデザインが大好きなんだよねぇ、、。

鈴木 いまやパリに2軒も店を構えるようになった
   ブロンチベイのフィリップがトルソー欲しいって。

森下 で、お売り致しました。

鈴木 それで、展示会が始まってから祐二さんがトウキョウのアトリエから、
   凄い量のできたてのビジューを持って来て。
   それで、びっくりしたのは、まゆりさんが、それをあっという間に飾って。
   だって、ぼくなんて、それまで金の指輪なんて触った事もなかったから、
   一緒に並べてもうまく飾れなくて。。
   まゆりさんは、ぱわ〜って、、さ〜って、一瞬で素敵になって驚いちゃった。

森下 (うれしそうに)そんな話、いま初めて聞いた。

石井 フランス人の反応はどんなでしたか?

鈴木 ルチルの石にすっごいびっくりしてて、
   だってフランスにはそんなものあんまりなくって。。
   あと、七宝も、本物の蜂が入っているのかとか、すごくびっくりしてた。

石井 一番記憶に残っている印象的な出来事は何だったんですか?

鈴木 中国人ですねぇ。凄かった!

森下 びっくりしたね〜。。

石井 何があったんですか?

鈴木 ヒトがいっぱい見ているところに、割って入って来て、
   いきなり指輪を手に取ってしげしげ見て。びっくりして圧倒された。
   それが有名な香港のお店のSWANK SHOPのバイヤーだったんだよね。

森下 これがバイヤーっていうものか、って改めて感動しました。
   たくさん買ってもらって有り難かったです。

鈴木タカアキさん

鈴木 ビジューだけでなくって、見せ方って大事。
   ジィオデシックはプレゼントワールの、今でも使っているアクリルの台や、
   アクリルで出来た木や、布で出来た木。
   木で出来たトルソー、そういうものまで全部作っていて、そこまで全部が   GEODESIQUE。

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