Professional*eyes

第一線で活躍している方に今感じていること、思考していること
などなどをインタビュー形式でお話いただくコーナーです。

第2回 ジュエリーのファッションにおける役割

―ヌードカラーは小物やジュエリーが映えるというお話しがあったのですが
ジュエリーのファッションにおける役割ってどのようにお考えですか?

スタイリスト酒井さんスタイリスト酒井さん

酒井
分かりやすくいうとTPOに合わせて変えられるモノっていうのが
一つあると思います。
ただ個人的な意見としては、服に合わせて変えるというよりは
お守り的な感じで、ずっと好きなものをずっと身に着けていたい
というモノの一つですかね。
で、TPOとか気分を変えたい時は、どちらかというとコスチュームジュエリーで
ボリュームのあるものとかを使うのが私は好きですね。
なんだか楽しくなっちゃうようなカラフルなものとか・・・

―ここ近年、コスチュームジュエリーが結構注目されてきているようですが
今年や来シーズンも、そういった流れというのは継続されてありますか?

酒井
ありますね、やっぱり。
必要以上に大きい・・例えばイヤリングとかピアスとか
あと春夏は特に袖が出るので、こう、ガツっとしたバングルのジャラジャラとした重ねづけとか、
ネックレスとかでもそうなんですけど、とにかく結構目立つ大きいコスチュームジュエリー。
さっきも言ったんですけど、ちょっとかわいいテイストとか結構あって、大人の人でも。

―大人かわいい的な?

酒井
そうですね。とにかく、ラブリーなモチーフがたくさん。
イヴサンローランはイチゴとか出てたりとか、おリボンとかもあるだろうし
お遊びで着けるのには、この先まだまだ大きいコスチュームジュエリーっていうのは
継続すると思います。
ただ私はやっぱりコスチュームジュエリーってずっと毎日着けているというよりは、
その時の気分だったり、パーティに行くとか
TPOが結構関係してくると思うんですね。
簡単に気分を変えられますし。
そういう範疇以外のもののほうがジュエリーは好きです、個人的には。

―日常使いで、ずっと身に着けているものとか、
例えばお守りのように持っているものとかはあったりしますか?

酒井
ずっと着けているというか、正直あんまり着けないんですけど(笑)
好きなものってやっぱりコロコロ変わらないと思うんです。
自分の根底にある好きなものって。
私は、なんか、真珠が好きなんです。
結局、いろいろあれこれ着けていてもパールのピアスに戻ってきたりとか。
あと、腕は結構着けているんです。
細いブレスレットや紐っぽいものはずっと着けてたりとか
なんかそんな感じですね。

でも、これもやっぱり気分があって、たまに変えたり、何か発見すると「あっ!」と
思って衝動買いしてそのまま、ずっとつけたり。
で、またちょっとしたら、違うのに変えてとかするんですけど、
私はそれと大きめのコスチュームジュエリーとミックスする感じが好きですね。

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